労働者の生活を顧みないブラック企業は許しません。サービス残業させられる、有給休暇がとれない、パワハラされるなどに対抗しましょう。私たちは、新潟の労働組合「にいがた青年ユニオン」です。

2015年5月4日月曜日

あの会社が「日本式接客」なるものを輸出してみたらしいがどうなるのだろうか


店内に入ると、店員全員が「いらっしゃいませ」と声を掛けてくけれども、こちらは返事をしない-。
たしかに、日本では普通の光景です。
それを、オーストラリアに持ち込んだらどうなるか。
そんな大学生のレポートがありました。
そして、その「日本式接客」を輸出した会社は、”あのユニクロ”なのだそうです。

ユニクロ「日本式接客」は海外で定着するのか



オーストラリア人から見ると「日本式接客」はここが変


店員が一斉に「いらっしゃいませ」(Welcome to Uniqlo!)と声を掛けるのに対して、少し困惑するお客。
どうして困惑するのかと言えば、こういう理由だからそうです。

オーストラリアにおいて、店員が店に入った客に掛ける言葉は、”Hi. How are you?”が一般的だ。これに対し客は、”Good thanks. And you?”など、何らかの答えを返す。つまり、一方通行の挨拶ではないのだ。

どちらかといえば、日本の商店街のイメージに近いかもしれません。
そう考えると、朝礼であいさつなどの唱和を繰り返して練習することに対して、この店員の不満もうなずけます。

これらの形式的なフレーズに、不満を漏らすユニクロのスタッフもいる。「いかにも台本に書いてあります、っていう感じがして・・・サービスを行う流れはとても秩序立っているけれど、時々、自分がロボットのように感じることもある」(メアリーさん)。

店員の対応が機械的だというのは、ここにも表れています。
「ユニクロでは、ジーンズを探している、と店員伝えると、売り場はあちらです、と丁寧に教えてくれて、それで終わり。忙しそうに仕事に戻ってしまう。私がよく行くほかの小売店だと、店員が一緒に売り場についてきて、色や形はどれがいいか選んでくれるんだけど」。

人間を捨て消費者という立場に落とされているのかもしれない


売り場で店員に声を掛けられると、買わなきゃいけない雰囲気になるのが嫌で緊張してしまうという人もいます。
商店街で買い物をするときには、基本的に買うべきものがしっかりと決まっていて、そのお店に入ります。買い物だけでなく、日常会話もして、売り主と買い主という立場もあるけれど、それ以上に、人間と人間のつきあいというものが感じられます。
一方、ユニクロが輸出した「日本式接客」はどうでしょうか。会社から見て、店員は機械であり、お客は金づるであり。今まではそれが普通と思っていたのに、オーストラリアから見たときの違和感に気づかされると、そんなふうに見えてしまうのは、私だけでしょうか。それも”あのユニクロ”だからなのかもしれませんが。
そう思ってみたら、恐ろしくなりました。いつしか、私たちは、意思のある1人の人間でなくて、お金を運ぶ1個の消費者に慣らされていたのかもしれないのです。